砂利採取業務主任者

砂利採取業務主任者とは建築材料として、河川などの場所から砂利を採取する際に、その作業に伴うう災害の防止に関する職務を行う人の事です。
砂利採取業を行う業者は、砂利採取業務主任者の試験に合格した人、もしくは都道府県知事がこれと同等以上の知識及び技能を有すると認めた人を選任しなければならない事が法律で義務付けられています。
河川などのから砂利を採取する作業を行う際に、作業者の安全を守る為に現場をしっかり監視したり、砂利の採取が計画通りにしっかり行われているかを監督する砂利採取業務主任者は、砂利採取業務のすべてをコントロールするとってもやりがいのある仕事です。

この仕事を行うには、砂利の採取に関する法令や技術的な事に関しての専門的な知識が必要になります。
ですから、この仕事を行うには、そういった専門的な知識を持っていることを証明するために砂利採取業務主任者としての資格を取得する必要があります。
この資格試験を受けるための受験資格は特になく、学歴や業務経験、年齢に関係なく誰でも受験することができます。
試験は各都道府県の会場で行われているので、近くで実施している場所を調べてみるといいでしょう。

試験は、砂利の採取に関する法令の問題が10問と、砂利の採取に関する技術的な事項が10問となっています。
この砂利の採取に関する技術的な事項の10問は、必須問題が7問で、残りの3問は8問中から3問を選択して回答します。
試験方式は択一式で、試験時間は120分です。
合格基準は7割程度の正解率と言われています。

試験の合格率は3~40パーセントほどと、合格するのはそこそこ難しいい試験となっています。
ですから、試験を受ける際は、しっかりと対策を立てて勉強しておいたほうがいいでしょう。
過去の砂利採取業務主任者の試験問題集があると、大体どんな感じの問題が出題されるのかがわかるので、合格へ向けて勉強する際にとっても役立ちます。

無事に試験に合格すれば、砂利採取業務主任者としての資格を取得する事が出来ます。
この資格を取得していれば、建築業界でその専門的な知識を活かして、責任あるポストにつくことができます。

建築業界でキャリアアップに役立つ資格が欲しいという人は、この砂利採取業務主任者の資格取得を目指してみてはどうでしょうか。