価値ある資格を取得してスキルアップしよう

発破技士


発破技士とは、採石現場や土木工事現場などにおいて、火薬を使って山肌を切り崩す作業などを行う際に、穿孔、装填、結線、点火、不発した際の残薬点検や処理などの発破業務の全般を行う人の事です。
山肌を切り崩すような発破作業を行うには、とても破壊力にある火薬を使うので、その作業というのは危険を伴います。
ですから、安全に作業を行う為に、発破技士には火薬類に関する専門的な知識を有する事が求められるので、この仕事をするには、厚生労働省認定の国家資格を取得する必要があります。

この発破技士の資格試験を受ける為の受験資格は、大学、高等専門学校、高等学校、中等教育学校で、応用化学、採鉱学又は土木工学に関する学科を専攻して卒業した後に3ヵ月以上発破の業務について実地修習を経た人、発破の補助作業の業務に6ヵ月以上従事した経験がある人、厚生労働大臣が定める発破実技講習を修了した人となっています。
また、発破関係の学歴や実務経験がない人でも受験資格を取得できるように、社団法人全国火薬類保安協会が発破実技講習を実施しているので、学歴や業務経験が無い人は、この講習を受けるといいでしょう。

試験は火薬類の知識、火薬類の取扱い、発破の方法の3科目の学科試験で実技の試験はありません。
試験は各地の安全衛生技術センターで行われるので、比較的に身近な場所で受ける事が出来ます。
また、導火線発破技士もしくは電気発破技士の免許証を有する人は、試験科目の「火薬類の知識」「火薬類の取り扱い」の2科目を免除する事が出来ます。
合格率は約50パーセント程なので、しっかりと対策を立てて試験勉強をしていれば、合格するのはそれ程難しい試験ではありません。

無事に試験に合格すると発破技士としての国家資格を取得する事が出来ます。この発破技士の仕事というのは、様々な分野の工事で必要とされ、資格を持った人でないと行えない作業なので、発破技士の資格を取得していれば、建設業界に就職や転職をする際にとても有利です。
また、資格を持っている事によって、昇給や昇格も期待できます。

建設業界で働くのに役立つ資格が欲しいという人は、この発破技士の資格取得を目指してみてはどうでしょうか。
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