造園施工管理技士
造園施工管理技士とは、公園や庭園、道路緑化工事などの造園工事の責任者として施工計画の作成や施工現場の管理を行う人の事です。
自治体は発注する大規模な造園工事を行うには、この造園施工管理技士の配置が義務ずけられています。
この業務を行うには、造園の施工に関しての幅広い知識が必要になります。
ですから、この仕事をするには造園施工管理技士としての国家資格を取得しなければなりません。
造園施工管理技士の資格は1級と2級があります。1級の受験資格は大学の指定学科を卒業後してから3年以上の実務経験、または大学の指定学科以外を卒業してから4年6ヶ月以上の実務経験といった学歴に見合った実務経験が必要になります。
2級の受験資格も、大学の指定学科卒業してから1年以上の実務経験、または大学の指定学科以外を卒業後、1年6ヶ月以上の実務経験など、学歴に見合った実務経験が必要になります。
試験内容は、土木工学、園芸学、林学、都市工学等、施工管理法、法規についての筆記試験が行われます。
筆記試験に合格すると次は実地試験が行われます。
学科試験の合格率は年によってバラつきはありますが、1級も2級も50%弱と言ったあたりです。
やはり全体的には1級より2級の合格率の方が高くなっています。
学科と実地がある試験というのは、学科は合格するのは大変だけど実地の方はそうそう落とされる事は無いというものが多いですが、この造園施工管理技士の実地試験の合格率は、学科と同じぐらいの合格率なので、学科試験をパスしても半分以上の人が実地試験で落とされてしまうので、試験を受ける人は実地試験の対策もしっかりと行う必要があります。
実地試験を合格すれば、造園施工管理技士としての資格を取得する事が出来ます。
この資格を取得していれば、建設業界でのキャリアアップに役立つし、能力があれば独立開業の道も開けてきます。
造園施工を管理する仕事がしたいという人は、この造園施工管理技士の資格取得を目指してみてはどうでしょうか。
造園施工管理技士 資格試験
関連サイト
(財)全国建設研修センター
受験資格 学歴に応じた実務警官が必要
試験日
1級 学科8月 実地2月
2級 学科・実地 11月
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