価値ある資格を取得してスキルアップしよう

労働衛生コンサルタント


労働衛生コンサルタントとは、労働者の衛生の水準の向上を図るために、事業場の衛生についての診断や指導を行う人の事です。
その仕事内容は労働衛生に関する改善計画の作成や教育、講義を行ったり、局所排気装置設計の相談、騒音対策や分煙対策の指導、有害物を取り扱う作業場においての快適な環境形成のための指導など、労働者の安全や衛生についての様々な診断や指導を行います。
労働衛生コンサルタントの業務をするにあたって、依頼した事業主の信用を失墜する行為や知り得た大事な情報を漏らす行為を行ってはならず、特に大事な情報を漏らした場合は同法第117条により、とても重い罪が科せられます。

この労働衛生コンサルタントの仕事は、国家試験に合格して厚生労働省に備える労働衛生コンサルタント名簿に登録した人しかその業務を行うことは出来ません。

国家試験を受ける為の受験資格は、大学で専門学校において理科系統の正規の課程を修めて卒業した人は5年以上、短期大学又は高等専門学校で理科系統の正規の課程を修めて卒業した人は7年以上、による高等学校又は中等教育学校において理科系統の正規の学科を修めて卒業した人は10年以上の衛生の実務に従事した経験が必要になります。
また、医師国家試験合格者や歯科医師国家試験合格者、薬剤師、1級建築士、技術士試験合格者なども受験資格があります。

試験の内容は、労働衛生一般と労働衛生関係法令の択一式の筆記試験、健康管理と労働衛生工学のいずれか1科目を選択して記述式の筆記試験を行います。
この筆記試験は取得している資格などにより免除される科目もあります。

試験の合格率は25~30パーセントといったあたりで、合格するのはなかなか難しい資格となっています。
無事に試験に合格して厚生労働省に備える名簿に登録すれば、労働衛生コンサルタントとして仕事をする事が出来るようになります。

労働者の衛生に関しての診断や指導を行う仕事がしたいという人は、この労働衛生コンサルタントの資格取得を目指してみてはどうでしょうか。


労働衛生コンサルタント 資格試験

関連サイト
(財)安全衛生技術試験協会 ホームページ

受験資格
学歴に応じて定められた年数の実務経験が必要

試験日 10月中旬頃
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