保健師

保健師とは厚生労働大臣の免許を受けて地域活動や健康教育、保健指導などを通じて、病気の予防に重点を置いた健康管理を手助けする仕事をしている人の事です。
地域活動だけでなく企業で社員の健康管理を業務として働く人もいます。
この保健師になるには、当然の事ながら健康管理に関する医学的な知識が必要になるので、保健師として仕事をするには国家試験に合格して資格を取る必要があります。

この保健師の資格試験を受ける為の受験資格は、看護師の資格を取得している人、もしくは看護士の受験資格を持っている人で文部科学大臣または厚生労働大臣指定の学校・育成所で定められた学科を修学した者となっています。
ですから保健師になるためには、とりあえず看護師の受験資格を取らなければなりません。

看護師の受験資格を得るには、看護専門学校や、看護学部・学科がある大学を卒業する必要があります。
看護師になるためには、覚える事がたくさんあるので、専門学校や大学ではかなりハードな勉強をする事になるでしょう。

看護師の資格もしくは受験資格を取得すると、保健師の国家試験を受験する事ができます。
試験会場は北海道から沖縄まで各地域にあります。試験問題は「地域看護学」「疫学･保健統計」「保健福祉行政論」が出題されます。
この保健師の試験を受ける人は、看護師の資格を持つ人や指定された学校や育成所でしっかり勉強してきているので、合格率は９０％以上と高い合格率なので、この試験自体はそれ程難関というわけではありません。
ですから、この保健師は受験資格を取得するまでが大変な資格と言えるでしょう。

無事に試験に合格して保健師の国家資格を取得すれば、役場などの公的機関、病院や福祉系企業など様々な活躍の場があります。
病気の予防に重点を置いた健康管理を手助けするような仕事がしたいという人は、この保健師の資格取得を目指してみてはどうでしょうか。


保健師　資格試験

関連サイト
厚生労働省

受験資格
看護師の免許を取得している人、もしくは看護師の受験資格を持つ人で指定された学校・育成所で定められた学科を修学した人

受験日　2月下旬