薬剤師

薬剤師とは、医師の処方箋によって医薬を調合したり、お店で医薬品を販売するにあたっての確かな知識がある事を証明する為の国家資格です。

この薬剤師は、病院や薬局、ドラッグストア、製薬メーカーなど様々な場所に活躍の場があります。
小売業界やレジャー関係、外食産業といった業界と言うのは世の中の景気に左右される事がありますが、病院や製薬関係などの体の健康に関わる事は、お金が無いからといって節約するような事ではないので景気に左右されない安定した業種と言えるでしょう。
求人を見ても薬剤師の募集はとてもたくさんあり、ドラッグストアが増えたせいなのか、全体的に薬剤師の数が不足しているようです。
ですから、この薬剤師の資格を取得していれば、仕事を探すのにはあまり苦労しないでしょう。

この薬剤師の資格試験を受ける為の受験資格は、学校教育法に基づく大学で薬学の正規の課程を修めて卒業した者、もしくは卒業見込みの者、又は外国の薬学校を卒業もしくは、外国の薬剤師免許を受けた者で厚生労働大臣が学力及び技能を有すると認定した者となっています。
ですから一般的な方法として薬剤師を目指す人は、大学の薬学部に入学しなければいけません。

この大学の薬学部に合格するというのは難易度が高いので、しっかりと受験勉強をしていないと合格は困難と言えるでしょう。
そして、大学に入学してからも薬学部と言うのは、他の学部に比べて身に付けなくてはならない事がたくさんあるので、勉強漬けの学生生活を送る事になります。

そして大学を卒業すると薬剤師の受験資格を得ることができるのですが、この資格試験を受ける時には大学の薬学部で必要な知識を習得しているので、大学によってバラつきはありますが7～8割は合格します。
無事に薬剤師の資格を取得する事が出来れば、様々な職場で高待遇の仕事に就くことができます。

景気にあまり左右されない薬関係の仕事に就きたいという人は、この薬剤師を目指してみてはどうでしょうか。