小学校教諭免許状

小学校教諭免許状とは、小学校の先生になる為に必要な資格のことです。
中学校からは各教科ごとに教える先生が違いますが、小学校の場合は美術や音楽などの専門的な分野以外は、クラスの担任の先生が授業を行うので、小学校の時の担任の先生というのは印象深く思い出に残っているという人も多いと思います。
そんな小学校の先生というのは、憧れの職業の1つとしてとても人気がある仕事です。

この小学校教諭免許状の資格を得るには小学校教員資格認定試験に合格しなければいけません。
小学校教諭免許状は1種と２種、専修に分かれています。
受験資格はそれぞれに大学や短大で定められた単位を取得していなければいけません。
ですから、この小学校教諭免許状を取得する為には大学や短大に入学するというのが先決になります。

１次試験では人文科学，社会科学，自然科学及び外国語（英語）といった一般教養科目に、教育原理、教育心理学，特別活動，生徒指導等教職に関する専門的事項、もしくは小学校の各教科の指導法及びこれに付随する基礎的な教科内容といった教職に関する科目の試験を行います。

２次試験では小学校の各教科に関する専門的事項の筆記試験や、音楽、図画工作及び体育といった教職に関する科目の実技試験をおこないます。
また、小学校教員として必要な能力があるかどうかを審査する口述試験も行われます。
試験科目は1種と２種、専修によって違いがあります。

人気が高い資格なので、合格率は１０パーセントにも満たないとても難易度の高い試験と言えるでしょう。
しかし、試験に合格すれば、小学校の先生というたくさん人が憧れる仕事をする事が出来ます。

子供を教育するというやりがいのある仕事がしたいという人は、この小学校教諭免許状の取得を目指してみてはどうでしょうか。



小学校教諭免許状　資格試験


関連サイト
文部科学省

受験資格　大学や短大などで、それぞれに定められた単位を取得している人

試験日　9月上旬頃