国家公務員２種

国家公務員２種とは国家公務員になるための資格の１つです。
この資格を取得した人は各省庁の中堅幹部候補生として採用されます。
格省庁の幹部候補生として幅広い知識を要求される国家公務員１種に比べ、この２種の場合は特定分野の一つの仕事に携わり続けることが多いようです。

国家公務員２種の資格というのは、その資格の取得自体が即公務員に就職という事ではありません。
自分で各省庁周り、就職活動して就職先を見つけて初めて国家公務員になれます。これは１種の場合も同じです。
しかし、国家公務員２種の資格を取得していれば就職先が公務員としての見つからないという事はあまりないでしょう。

受験資格は、大学、短期大学又は高等専門学校を卒業及び卒業見込みのある人となっていますが、基本的には学歴は関係ないようです。
ただ、この国家公務員２種の試験を合格するには大学卒業程度の学力レベルを必要とするので、実際に合格している人のほとんどは大学卒業者のようです。

この国家公務員２種の試験は、公務員として必要な一般的な知識及び知能についてテストする一般教養試験の他に、専門とする業種の区分から1つを選んで受験します。その受験区分は行政、物理、電気・電子・情報、機械、土木、建築、化学、資源工学、農学、農業土木、林学に分かれます。

験の合格者は各区分ごとに作成される1年間有効の採用候補者名簿に得点順に記載されます。
各省庁はこの名簿の中からそれぞれの希望などを考慮して、面接や身体検査等を行い採用を結滞します。

不況の時代に強い安定した給与をもらう事ができる国家公務員になりたいという人は、この国家公務員２種の資格取得を目指してみてはどうでしょうか。


国家公務員２種　資格試験

関連サイト
人事院

受験資格　21歳以上29歳未満

試験日　6月下旬頃