国家公務員１種

国家公務員１種とは、国家公務員資格の１種、２種、３種の中の最上級の資格になります。
この国家公務員１種の資格を取得すれば、各省庁の上級係員や中央行政機関の幹部など、一般的に「キャリア」と呼ばれる公務員のエリートとしての道が開けます。

世の中が不安定で、どんな大きな会社に就職しても先行きが安定しているとは補償できない現代において、安定した高い給与が補償されている公務員のエリートはとても魅力的な業種なので、その人気は高く国家公務員１種の試験合格はとても難関とされています。

この国家公務員１種に合格するには、第1次試験と第2次試験に合格しなければいけません。
第1次試験では、公務員として必要な一般的な知識及び知能があるかどうかを見る筆記試験と、それぞれの業種によって必要とされる専門知識に関する筆記試験を受けます。

この専門分野は、行政、法律、経済、人間科学 I （心理系）、人間科学 II （教育・福祉・社会系）、理工 I （一般工学系）、理工 II （数理科学系）、理工 III （物理・地球科学系）、理工 IV （化学・生物・薬学系）、農学 I （農業科学系）、農学 II （農業工学系）、農学 III （森林・自然環境系）、農学 IV （水産系）の１３区分に分かれます。
試験を受ける人は、この１３区分の内の希望する一区分を選び試験を受けます。

２次試験は総合的な判断力、思考力などの能力についての筆記試験や論文試験に各区分の筆記試験、個別面接の人物試験が行われます。
難易度や合格率は、各区分によって違いますが、どの区分も競争率はとても高く合格は困難といえるでしょう。

合格するのは困難ですが、キャリア公務員として安定した高収入を得る事ができる国家公務員１種の資格取得を目指してみてはどうでしょうか。


国家公務員１種　資格試験

関連サイト
人事院

受験資格　受験をする年の4月1日における年齢が、21歳以上33歳未満の者

試験日　5月上旬頃