あん摩マッサージ指圧師

あん摩マッサージ指圧師とは、押す、もむ、さする、たたくといった手だけで体のツボを刺激して体内の血行をよくし、肩こりや腰痛、疲労回復などを解消することにより、体調不良を改善する「あん摩マッサージ指圧」と呼ばれる療法の技術と知識があることを国が認めた国家資格です。

あん摩マッサージ指圧師の活躍の場は、マッサージをおこなう治療院はもちろんのこと、依頼者の自宅に出向き出張でマッサージをしたり、整形外科などで医師の指示に従って患者のリハビリ治療を行ったり、企業内で嘱託の「ヘルスキーパー」として、従業員の健康管理や労災予防などを目的に施療をしたりします。
また老人介護施設やスポーツ施設、ホテルなどでもあん摩マッサージ指圧師の活躍の場があります。

肩こりや腰痛、疲労回復などの解消を手助けするあん摩マッサージ指圧の需要は、高齢化社会が進むこれからの時代に向けてますます高まることが考えられます。
また、あん摩マッサージ指圧師としての経験を積んでいけば自分で独立開業の道も開けてきます。
自分で開業すれば定年はないので、年をとってからも働くことが出来ます。

このあん摩マッサージ指圧師の資格を取得するには国家試験に合格しなければなりません。
この国家資格を受験する資格を得るには、高校卒業後、国が認定した養成施設で必要な知識・技術を３年以上通い修学しなければなりません。
試験自体は筆記試験のみなので合格率も８０パーセント程度と高い合格率のようです。
人と接したり、リラックスさせるのが好きで、自分の腕で勝負したいという人、独立志向のある人はあん摩マッサージ指圧師の資格取得を目指してみてはどうでしょうか。


あん摩マッサージ指圧師　資格試験

受験資格
国が指定した養成施設で３年以上通い修学した人

試験日 ２月下旬