製菓衛生師

製菓衛生師とはお菓子やパンを製造・販売する際の公衆衛生や安全性に関わる国家資格です。
この資格が取得していなくてもお菓子やパンを製造することは可能ですが、洋菓子店や製菓メーカー、ホテル、レストランなどで働く場合に、ある程度の技術や知識があることを証明する目安になるので、これらの業界に就職や転職する場合に大きな武器になります。

また最近は食品メーカーの偽装発覚の事件や、輸入食品の安全性などが社会的な問題となり消費者の食に対する安全性への関心はますます高まっています。
ですから、公衆衛生や安全性についてしっかりとした知識がある製菓衛生師の資格は、これから洋菓子店や製菓メーカー、ホテル、レストランなどでますます需要が上がると予想されます。

製菓衛生師の仕事は、洋菓子店やレストランなどでケーキなどのお菓子を作るのが仕事です。
ケーキなどの甘い物が大好きな人にとってはとってもやりがいのある仕事だと思います。
また、修行を積んで腕を上げていけば自分で独立して、ケーキ屋などの洋菓子店を開業する道も開けてきます。

自分のお店で、素材や作り方にこだわって作ったスイーツや、自分なりのオリジナリティあふれるスイーツを販売して、その美味しさが話題になれば人気店になることも決して夢ではありません。
お菓子が大好きで、お菓子にかかわる仕事をしていきたいという人は製菓衛生師の資格の取得を目指してみてはどうでしょうか。
合格率は７０～８０パーセントと比較的高い合格率のようです。


製菓衛生師　資格試験　

受験資格　
指定の製菓衛生士養成施設で、1年以上勉強し、技能等を修得したものもしくは、中学校、外国人学校中等部卒業者で、2年以上の実務経験者

試験日　東京では６月に行なわれるが、各都道府県によって異なる

その他の製菓衛生師の資格試験についての詳細は「各都道府県衛生主管部　製菓衛生部試験担当課」にお問い合わせください。