初生ひな鑑別師

初生ひな鑑別師とは卵から卵からかえったばかりのニワトリの子供のヒヨコのオスかメスかを見分ける技術を持っていることを証明する国家資格です。
このような資格が存在するくらい生まれたばかりのヒヨコの性別を判断するというのは難しいのです。

ヒヨコはある程度大きくなれば誰でも性別が判断できるようになりますが、生まれたばかりではよく分かりません、早く、オスとメスを鑑別して、目的に応じた飼育をした方が効率がいいのですが、生まれたばかりのヒヨコの性別を判断するのはとても難しく、専門的な技術と知識がいります。
そこで誕生した資格が初生ひな鑑別師です。
初生ひな鑑別師というヒヨコの性別を見分ける専門の人により、生まれたばかりのヒヨコのオス、メスを選別できるので、ヒヨコの飼育の余分なコストを削減することが出来ます。

この初生ひな鑑別師の資格取得者を必要としている業種はもちろん養鶏業者です。
養鶏業者は卵の生産が大事な仕事です。ですからオスのヒヨコがたくさんいてもどうしようもありません。
初生ひな鑑別師にしっかり見てもらい、卵を生産するためのメスを選別してもらい育てることによりコストを大幅に削減できます。

この初生ひな鑑別師の資格の大きな特徴は海外で働くのにとても有利な資格という事です。
この日本のヒヨコの性別を見分ける技術は世界的に評価されていて、フランス、スペイン、ドイツ、イタリア、スウェーデン、ハンガリー、ベルギー、チェコ、スロバキアなどヨーロッパでは安定かつ継続的な需要があります。
海外での収入は、その時の外貨の値段によって差がありますが、平均して年収５００万円程の収入が期待できる仕事です。
海外で働くのに役に立つ資格が欲しいという人は、この初生ひな鑑別師の資格取得を目指してみてはどうでしょうか。


初生ひな鑑別師 資格試験

関連サイト
(社)畜産技術協会　ホームページ

受験資格
満25歳以下で、高等学校卒業者またはこれと同等以上の資格がある人
身体強健で、視力1.0以上（矯正可）、色盲でない者

試験日　３月初旬