土地家屋調査士

土地家屋調査士とは、土地の分割や合併をする際、または建物の取壊し、新築、増改築などをする際に、土地や建物の所有者等の依頼を受けて、そのために必要な測量や調査をおこない、法務局に不動産の表示に関する登記の申請する人のことをいいます。

この土地や建物の登記申請手続きは土地家屋調査士でなければおこなえない仕事なので、この仕事をするには国家資格を取らなければいけません。
土地の一部を他人に売却する場合の申請や畑などの農業用地を建物を建てるための敷地として申請する場合には必ず土地家屋調査士に立会ってもらって調査して、申請手続きをしてもらわなければいけません。
もっと身近なものとしては、敷地に新しい建物を建てた場合や、建物をリフォームした際に、建物の床面積が増えた場合も土地家屋調査士に申請手続きをしてもらわなければいけません。
これらの不動産の動きや建物の新築や増築は日常的に様々な場所で行なわれているので、活躍する場面はたくさんあります。

土地家屋調査士の仕事は独立しやすい仕事なので、個人で事務所を構えて独立開業をしている人がたくさんいます。
この仕事は専門的な知識と技術が要求される独占業務なので、安定した高収入を期待できる職業です。
土地家屋調査士の国家試験の合格人数は毎年６００人程度しかいなく、合格率も１０パーセントに満たないとても難易度の高い国家資格です。
難易度が高い分、価値ある資格として、資格取得者はとても優遇されます。

高収入で独立もしやすい土地家屋調査士の資格は難易度は高いですが、不動産関係の仕事がしたいという人は、ぜひとも取得しておきたい資格と言えるでしょう。


土地家屋調査士　資格試験　

受験資格　
業務経験、学歴に関係なく誰でも受験することが出来ます。

試験日　年一回　（例年8月第3日曜日）