簿記

簿記とは、さまざまな企業や団体などの経営の活動状況を記録・計算・整理して、帳簿に記録したり、計算したりする技能の事です。
このような簿記の能力は企業には欠かせない存在なので、この資格を持っていれば就職にも有利になります。

就職してからも簿記の資格は企業は高く評価しているので、昇進・昇給に有利になります。
企業の経理事務の仕事をするには簿記２級の能力が必要とされます、企業の経理事務の仕事に就きたい人は簿記２級の資格は取っておきたいものです。
帳簿の書き方を理解する事によって、商品の流れや取引状況を把握する能力が身につくので、自分で独立して経営を目指す場合にも非常に役立ちます。
簿記は４級から１級まであり、４級は入門レベルで１級となると難易度はかなり高くなります。

簿記の各級の難易度　

４級は簿記の入門編です、小規模小売店の経理に役立つ知識が求められるレベル　

３級は財務担当者に必須の基本知識があり商店、中小企業の経理事務に役立つ知識が求められるレベル　

２級は高校程度の商業簿記および初歩的な原価計算を含んだ工業簿記を修得していて、企業の経営状況を把握できるレベル　

１級は取得の難易度がかなり高い資格、大学程度の商業簿記、工業簿記、原価計算並びに会計学を修得していて、企業会計に関する法規を理解し、経営管理や経営分析ができるレベル。
１級合格者には税理士試験における受験資格の認定と職業能力開発促進法の指導員資格試験における事務員の試験科目の一部が免除されます。

簿記　試験について　

受験資格　学歴・年齢・性別・国籍に制限はありません。
2級、1級からの受験や、2・1級、3・2級を同日に受験することも可能です。

試験は年３回ほど行なわれています。