保育士

保育士とは、児童施設で子供を預かり保護者に代わって子供の世話をする、保育の専門家です。もっとも身近な例は保育園の先生と呼ばれている人が保育士です。
保育園以外にも、知的障害児施設、乳児院、さまざまな場所に併設されている一時預かり所も保育士を必要としている職場です。

小さな子供がいても働く女性が増えている現在延長保育を実施する保育園も増えており、非常勤やパートの募集も増大しています。
さらにベビーシッターの仕事にも活躍の場が広がります。
近年は少子化で保育士のニーズは低くなっていると思いがちですが、夫婦共働き家庭が増加しているため保育士のニーズは上昇しています。

保育士の仕事は平均勤務時間が長く、体力もいる仕事といわれていますが、子供が好きな人にとってはとってもやりがいのある仕事です。
少し前は保育士の仕事は女性の職場というイメージがありましたが、最近では男性の保育士の人数も増えています。


保育士　資格試験　

受験資格　大学・短大・高等専門学校等を卒業した人。

高校または中等教育学校等を卒業し、児童福祉施設にて2年以上の実務経験がある人。

児童福祉施設にて5年以上の実務経験がある人。


筆記試験　8月上旬に実施　
社会福祉・児童福祉・発達心理学及び精神保健・小児保健・小児栄養・保育原理・教育原理及び養護原理・保育実習理論の8科目。

各科目それぞれ60点以上で合格で、すべての科目に合格しなければ筆記試験に合格したことになりません。
ただし合格した科目は3年間は試験を免除されるので、1回の試験で全科目合格できなくても、合格できなかった残りの科目を３年かけて合格すれば、筆記試験に合格できます。

筆記試験に合格した人は10月中旬に実技試験があります。
音楽・絵画制作・言語の３つの中から希望する2分野を選択することができます。