土地区画整理士技術検定

土地区画整理士技術検定とは、土地区画整理法の規定に基づき、円滑な土地区画整理事業の施行を進めることが出来るように、専門的な知識の維持向上を図るために設けられた、国土交通大臣が行う技術検定の事です。
この技術検定に合格すると土地区画整理士として都市開発や環境整備に関わる様々な業種で活躍する事ができます。

この土地区画整理士の仕事は資格がないと出来ないという訳ではないですが、資格を持っていたほうが、しっかりとした専門的知識があるという事で信頼も高くなります。
ですから、都市開発や環境整備などの仕事をしているという人は、スキルアップの為に取得しておきたい資格の1つと言えるでしょう。

この土地区画整理士技術検定の試験を受ける為の受験資格を得るには学歴だけでなく実務経験も必要になります。
大学卒業者の場合は、指定された学科を修学した人は卒業後1年以上の実務経験が必要で、指定された学科を修学していない人は3年以上の実務経験が必要になります。短期大学や高等専門学校卒業者の場合は指定された学科を修学した人は2年以上、してない人は4年以上の実務経験が必要で、高校卒業者は学科を修学した人は3年以上、してない人は5年以上と、学歴と修学した学科によって必要となる実務経験の年数が違ってきます。

試験は学科試験が、土地区画整理事業総論に土地評価、換地計画、法規について出題され、実地試験が換地設計に実務経験、（事業計画・移転補償・法規の３問中１問選択）が出題されます。
検定試験は約半数の人が合格するので、それ程難しい試験というわけではありません。
試験対策をしてしっかりと勉強をしていれば、かなりの確率で合格できると思います。

都市開発や環境整備に関わる仕事に興味があるという人は、この土地区画整理士技術検定の資格取得を目指してみてはどうでしょうか。


土地区画整理士技術検定　資格試験

受験資格
学歴や修学した学科により定められた年数の実務経験が必要

試験日　9月上旬頃