歯科衛生士

歯科衛生士とは歯医者において診療の補助や歯科予防処置を行う人の事です。
歯医者に行ったことがある人なら分かると思いますが、歯医者の診療室にはドクター以外に何人か人がいて、ドクターの手元で治療の為の道具を準備したり渡したりしている人がいますが、その仕事をしている人が歯科衛生士です。

「歯科助手」という仕事があり、その業務内容が歯科衛生士と同じような事をするので、よく違いが分からないという人も多いと思います。
この2つの一番大きな違いは、資格を持っているかいないかということです。
歯科助手として働くには特にこれといった資格が必要という訳ではありませんが、歯科衛生士として働くには国家試験に合格して資格を取得しなければなりません。
また、歯科助手は患者の口の中に手を入れる事が出来ませんが、歯科衛生士の場合は患者の口の中に手を入れてもいいので、出来る仕事の範囲が多くなっています。

この歯科衛生士の資格試験を受ける為の受験資格は、高校を卒業した後に大学や短大、専門学校などで歯科衛生士として求められる知識や技術を習得して卒業する必要があります。
これまでは各歯科衛生士養成機関での修業年数は2年以上となっていましたが、現在は規則が一部改正されて修業年数は3年以上となっています。

試験会場は北海道から沖縄まで全国各地にあるので、行きやすい場所を探して試験を受けに行くといいでしょう。
受験資格を得るまでにそれぞれの学校でしっかり勉強しなければいけないので、試験の合格率はとても高く90パーセント以上の人が合格しています。

無事に試験に合格すれば歯科衛生士として歯医者で働く事ができます。
この仕事はとても求人が多くパートの募集も多くあるので、結婚して子供がいるというような女性の人が仕事を探す時にとても役立ちます。

歯医者で働く為の資格が欲しいという人は、この歯科衛生士の資格取得を目指してみてはどうでしょうか。


歯科衛生士　資格試験

受験資格
高校を卒業した人で、指定された学校で定められた知識や技術を習得した人

受験日　3月上旬頃