防衛大学校学生

防衛大学校とは、将来、陸上・海上・航空の各自衛隊の幹部自衛官となるべき者を養成するために防衛省設置法によって設立された防衛省所管の学校です。
文部科学省所管でないので「大学」ではなく「大学校」と呼ばれています。

防衛大学校学生の身分は防衛省の職員で、授業料免除、衣食住は国費でまかなわれ、在学中は学生手当と期末手当が支給されます。
国を守る自衛隊の幹部という大事な任務を担う人材を育てる防衛大学校は全国有数の優れた教育環境を誇っています。
最高の教育環境で多様な専攻分野を学ぶ事ができ、授業料免除で学生手当まで出る防衛大学校学生はとても高待遇の学生と言えるでしょう。

この防衛大学校学生になる為には、当然の事ながら入学試験に合格しなければなりません。
受験資格は日本国籍を所有している者で、受験する年の4月1日現在満18歳以上21歳未満の人（自衛官である者は23歳未満）で、高校または中等教育学校卒業または卒業見込み者、もしくは同等以上の学力があると文部科学大臣が認めた者となっています。
また国防という大事な仕事に関わる事から。過去に問題を起こしているような人は試験を受けられない場合もあります。

試験は1次と2次があり、１次試験では国語、外国語、数学などの学科試験を行います。
1次を合格した者のみが2次に進むことができ、２次試験では口述試験や小論文試験、身体検査などが行われます。
合格率はとても低く、その難易度はトップクラスの国立大学に合格するのに匹敵すると言っていいでしょう。

ですが、難関を突破して合格する事が出来れば、勉強しながら防衛省の職員として手当がもらえ、将来は自衛官の幹部という安定した仕事に就く事が出来ます。
将来、自衛隊の幹部を目指したいという人は防衛大学校の入学を目指してみてはどうでしょうか。


防衛大学校　入学試験

関連サイト
防衛大学校ホームページ

受験資格
日本国籍を所有している者で18歳以上21歳未満の人（自衛官である者は23歳未満）

受験日　11月中旬頃