入国警備官
入国警備官とは、日本に訪れる外国人及び日本に在留する外国人の管理を通じて、日本の安全と国民生活を守るために従事する人の事をいいます。
この入国警備官は国家公務員なので、この仕事に就くためには国家公務員としての試験に合格しなければなりません。
受験資格は試験が行われる年の4月1日現在で17歳以上23歳未満の人で、学歴に関する規定は特にはありません。
ただ、入国の管理するという大事な仕事なので、過去に何か問題を起こしている場合には、受験することが出来ない場合もあります。
1次試験では学科試験と作文試験が行われます。学科試験は国語、社会、数学、理科、英語といった一般教養に、英文を含む文章理解や判断推理、数的推理、資料解釈といった問題が出題されます。
入国管理と言う外国人を相手にする仕事なので、特に求められるのは語学力なので、試験対策として英語はしっかりと勉強しておいた方が良いでしょう。
作文試験では文章による表現力や課題に対する理解力などについての筆記試験です。
2次試験では人物試験、身体検査、体力測定が行われます。人物試験は人柄や対人的能力などについての個別面接を行います。
身体検査では体の健康チェックや、身長や体重、視力、色覚についての測定が行われます。
体力検査は、ひざを曲げてあおむきに寝た状態で、30秒間のうちに何回上体を起こすことができるかで筋持久力を計る「上体起こし」と、立位姿勢から両足踏み切りで前方にどれだけ跳躍することが出来るかで瞬発力を測る「立ち幅跳び」が行われます。基準は上体起こしが男子21回以上,女子13回以上で、立ち幅跳びが男子205cm以上,女子147cm以上となっています。
この入国警備官の試験の難易度は、合格率が5パーセントにも満たない場合が多いとても難易度の高い試験です。
しかし、無事試験に合格して入国警備官になる事が出来れば、国家公務員としての安定した給与と補償を得ることが出来ます。
日本の安全を守る重要な仕事がしたいという人は、この入国警備官を目指してみてはどうでしょうか。
入国警備官 資格試験
関連サイト
入国管理局
受験資格 17歳以上23歳未満の人
試験日 9月下旬
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