警察官

警察官とは国の治安を守る為に従事する国家公務員の事です。
一口に警察官といってもその仕事内容は様々で、派出所や交番にいる人や交通の安全を管理する人、防犯活動を行う生活安全部門、大きなイベントがある時の警備活動や大災害発生時の救助活動などを行う警備部門などそれぞれの部門によって様々な仕事内容があります。
しかし、どの部門の仕事も国民の安心と安全を守るというとてもやりがいのある仕事といえるでしょう。

この警察官になるには国家公務員としての採用試験に合格しなければいけません。
採用試験はⅠ類、Ⅱ類、Ⅲ類の3つに分けられています。
受験資格はⅠ類が21歳以上30歳未満で大学を卒業又は卒業見込みの人、Ⅱ類が19歳以上30歳未満で短期大学を卒業又は卒業見込みの人、Ⅲ類が17歳以上30歳未満で高校を卒業又は卒業見込みの人となっています。

受験資格の年齢が30歳まであるので、社会人をしながら警察官の採用試験の合格を目指す事も十分に可能です。
また、年齢と学歴以外にも規定の身体要件を満たしている事も求められます。
男性の場合はおおむね身長が160センチ以上で体重が48キロ以上、女性の場合はおおむね身長が154センチ以上で体重が45キロ以上です。また、裸眼視力が両眼とも0.6以上であること、またはこれに満たない場合は、両眼とも、裸眼視力がおおむね0.1以上で矯正視力が1.0以上という規定もあります。

1次試験は一般教養及び政治、社会、法律、経済等の知識についての筆記試験、論文試験、国語試験が行われます。
2次試験は面接試験や適性検査、体力検査などが行われます。合格率は20％程なので、かなり難易度の高い試験といえるでしょう。
採用試験に合格して警察官になれば、国家公務員としての安定した補償や給与が約束されます。

国の治安を守るというやりがいのある仕事をしたいという人は、この警察官の採用試験の合格を目指してみてはどうでしょうか。


警察官　採用試験

関連サイト
警視庁ホームページ

受験資格　Ⅰ類～Ⅲ類のそれぞれに学歴や年齢などの規定あり。