二種免許

二種免許とはバスやタクシーなど業務目的でお客さんを乗せて車を運転する為に必要な運転免許です。
正式には「第二種運転免許」といいます。

通常の人が車を運転する為に教習所に通ったりなどして取得する、普通免許や大型免許は「第一種運転免許」という枠の中に当てはまっていて、これらの免許では業務目的でお客さんを乗せて車を運転することは出来ません。
ですからもちろんのこと、一種よりも二種の免許の方が上と言うことになります。
バスやタクシーなどはお客さんの命を預かって運転するわけですから、運転技術や交通安全に対する認識、車の整備など、普通の運転免許よりもより確かな運転技術と豊富な知識が求められます。

通常、車の免許を取得する場合は自動車教習所に通って、そこで運転技術を学んで卒業検定に合格すれば、試験場で実技試験を受ける必要はありません。
しかし、二種免許には、自動車教習所で卒業検定を受けるというシステムが無かったので、試験場で実技の「一発試験」を受けなければなりませんでした。
これはなかなか合格するのが難しく、１０回以上も試験を受けているなんていう人もいるほどでした。
しかし、道路交通法の改正により、二種免許も指定教習所を卒業することで試験場での実技試験が免除されることになりました。

二種免許には普通免許以外にも、大型、大型特殊、けん引、などがあり、例えば大型のバスを運転する場合は大型二種の免許が必要になります。
それ以外にも運転代行や送迎バスなど様々な活躍の場があります。
車を運転する仕事でスキルアップをしたいという人は二種免許の取得を目指してみてはどうでしょうか。


二種免許 資格試験

受験資格　２１歳以上で運転免許を取得してから３年以上経過しているひと。

受験日　年中実施しています。