初級シスアド

初級シスアドの正式名称は「初級システムアドミニストレータ」で、、独立行政法人情報処理推進機構 情報処理技術者試験センターが行っている、情報処理技術者試験の中の一つです。
一般的にみんな略して「初級シスアド」と呼んでいます。この資格が生かせる仕事は、情報システムを管理したり構築したりといった分野ですが、初級シスアドは情報処理関係の資格の中ではあまりランクが高くない資格とされているので、大事な企業の情報を管理するシステムの作成を任されることはあまり無いようです。
情報システムを構築、管理する際に、現場の要望などを伝えたり、利用者が使いやすいように環境を整えたりなどの支援する仕事が主になります。

いろいろ調べてみると、初級シスアドの資格を取得しているからといって、情報処理関係の仕事に就職できるかというと、必ずしもそうではないようです。
どちらかというとこの初級シスアドという資格は、就職や転職する際に、パソコンや情報処理の知識もありますというような資格のようです。
ですから企業のほうも初級シスアドの資格を持っている人というのは、情報処理関係のスペシャリストというわけではないけど、それなりに知識を持っている人材という見解のようです。

IT関係の企業で働く人や企業内で情報処理の仕事を任されている人以外にも、様々な分野の業種や部署コンピューターを使って仕事をしている人はたくさんいます。
初級シスアドの資格を持っていれば、こうしたコンピューターを使った仕事に関してある程度の技術と知識は持ち合わせているので、就職や転職の際に自分をアピールする一つになります。
もちろん、IT関連の会社に就職して経験を積んで「上級シスアド」などのさらに上の資格を取得してスキルアップするという道もあります。
コンピューターに関してあまり知識は無いけど、とりあえず情報処理関係の資格を取得したいという人は、初級シスアドの資格取得を目指してみてはどうでしょうか。


初級シスアド　資格試験

受験資格　学歴や業務経験に関係なく誰でも受験できます。

試験日　4月と10月の第3日曜日（年2回）