ケアマネージャー

ケアマネージャーとは、正式名称を介護支援専門員といい、２０００年の介護保険制度の導入に伴って定められた資格です。
主な役割は要支援・要介護と認定された人に対して適切な介護サービスを受けられるようにするために、介護サービス計画を作成する専門職のことです。

仕事内容は要介護認定に関する申請代行、訪問調査、介護サービス計画の作成、介護サービス計画の給付管理、など介護サービスにおけるさまざまな役割を果たします。
ケアマネージャーの仕事はこれからますます高齢化社会になっていく日本で、需要が高まることが予想され将来性の高い仕事といえるでしょう。
ケアマネージャーは他の福祉関係の仕事に比べて収入の水準も高く、人材も不足しているとてもニーズのある資格です。

ケアマネージャーの試験を受験するためには、保健や医療や福祉の国家資格をすでに持っているか、医療や福祉の分野で５年以上、９００日の実務経験がある人になります。
この資格はこれまでは資格更新は必要ありませんでしたが、法改正により平成18年度より資格が５年ごとの更新制となりました。

ケアマネジャーの試験は、論文や実技試験がない５肢択複式の試験です。ほとんどの都道府県でマークシート方式の試験が採用されています。
過去3年間の合格率も約20～30％と高く取得するなら今がチャンスの資格といえるでしょう。
試験は持っている資格によって試験科目が一部免除される場合があります。
ケアマネージャーの試験は年に１回で、毎年１０月下旬の日曜日に試験が行われます。
願書は試験日の2～4ヵ月前から受け付けています。